日本へ3年ぶりの里帰り。（マミーの日本への苦悩）2019年

令和1年、来月末、3年ぶりに日本へ里帰りに行きます。

特別養子縁組の息子イザキ君はブラジル人。

どこの国から来ようと、養子であろうと、私の息子です。

きっと外国の子供達と養子縁組になった方々、そう思っているはずです。

伯国では正式に親権がもらえます。ちゃんと永住権もあります。一回申請すれば更新も簡単。

旦那の国、英国（現在はまだヨーロッパ圏）では、ヨーロッパ圏のドアを潜って入国出来ます。だって家族ですもの。

私の戸籍には小さく申し訳なさそうに載っているだけ。

入国審査では外国人枠に彼らは行かされます。

こんな寂しい思いをしたのは初めて。まさか子供までも・・・と。

今まで私が生まれ育った日本と言う国は、平等で平和を愛する素晴らしい国だと思っていました。

笹川会長の言っていた”人類みな兄弟！”（古いか？笑）はどこに行ったのか？

最近では、外国人労働者に対して、又、日本で生まれ育った外国人の子供達の強制送還のニュース等をよく聞くようになりました。

日本国は、何故こんなに外国人を蚊帳の外に追いやってしまうのか？

日本人というペディグリーを残したいから？

日本の居住してる外国籍著名人にはパスポートをあげても海外に住む養子にはあげれないの？

海外では、貧困な国から、国際的に子供を守るという素晴らしい国際養子縁組というのもあります。

ノルウェー人が、韓国人の子を養子に貰う。と言うのが多かったようです。もちろん、その養子縁組になった子供はノルウェー人となります。

日本には養子縁組の他に、里親制度が出来ました。より子供を見守られる事が出来る素晴らしい制度だと思います。

日本も海外のように、養子縁組や里親組みが、暗い一部ではなく一般の事として明るい取り組みとして盛んに行われるといいですね。

子供が倫理的に出来ない様々なカップルの方々等に、養子を迎えたい。と思いたくなる国に。

さて、日本とブラジルの間には、観光するにも面倒なビザ申請が必要です。

預金はいくらあるのか？（母親父親の写しを提出します）

所得税は払っているのか？

何を目的なのか？

どこに泊まるのか？（日本の誰かの家に泊まる場合、招聘書、住民票等等の提出）

写真

在学証明書

申請書。

しかも、今回は、ブラジルではなく居住を構えようと思っているポルトガル（現在まだ観光ビザでの滞在）から。。。

更に書類は増していきます。

入国に（観光）ビザの要らないヨーロッパのパスポートを取ってあげたいと思います。それでも入国では別のドアから入る事にはなるのでしょうが、面倒な申請が要りません。

現在、住居を構えてるポルトガルでは5歳児以下は3年居住でポルトガル人とみなし、パスポートを申請する事が出来るそうです。

日本の血はこれっぽっちもありませんが、せめて里帰りくらいは、ビザ無しで入れて下さ～～い！！お願いしま～す！

いざき日記